逆援交

セフレ 筆おろし
 僕の頭の中に逆援交というアイディアが浮かんだのは、出会い系サイトを活用してそれなりにセックスに不自由しなくなったときのことでした。
 初めはただ単に性欲だけで始めた出会い系サイトですが、上手く使えるようになって性的欲求が満たされると、金銭の問題がでてくるようになった。
 フリーターで一人暮らしの僕は、生活費を稼がなければならないのはもちろん、出会い系サイトの利用料や女の子と遊ぶお金を稼ぐのもかなり辛いものでした。

 そんな時、僕は出会い系サイトのプロフィール欄で「年齢」というものに着目します。僕はいつも二十代の女性としか関わりをもってこなかったけれど、はたして四十代、五十代の女性も出会い系サイトをやっているのだろうか。もし彼女らと知り合うことができたら、ご飯くらい奢ってもらえはしないだろうか。そんな風に考えたのです。

 メッセージを送ると、何人かの四十、五十代の女性とメールを始めることができました。
 その内の一人と、会うことになった日曜日。僕は衝撃を受けます。
 普段、女の子達と遊ぶときはどんなに譲る女の子が相手でもワリカンが限度でした。しかし、その日の40代後半の女性は、何も言わなくても伝票を取って、会計を済ましてしまったのです。僕にとってこれはカルチャーショックでした。

 それから僕は40代、50代の女性だけと重点的に狙います。
 彼女からすると僕のような二十代前半の男は珍しいらしく、相当チヤホヤしてくれる。
 なら、少しくらいお小遣いをせがんでみても平気なはず。そう睨んだわけです。

 その見当は大体当たっていました。
 皆が皆とはいきませんが、お小遣いをせがむと萬札をスッと出す女性もいた。
 でも、彼女らは体を求めてきます。完全に、逆援交というわけです。

 僕は、これが相当な実入りになったのでバイトをやめるに至りました。
オナクラ